ISO9001構築のテクニック

6.2 品質目標(その3 対策)

 品質目標の設定時に大切なことは、達成のための対策(施策、方法、いろいろな表現があります)を熟考することです。そして、その対策は一つではなく、複数のものが必要です。一つの対策だけですと、効果が無いとき、次の対策を考える必要が出てきます。これでは達成のためのスピードが遅くなります。複数ですと、1番目の対策の効果が出ない場合、すぐ、2番目の対策を実施することが可能となります。よくいう、「1の矢、2の矢、3の矢」です。目標設定の際は、時間をかけてでも、対策を熟考することが大切です。